生研公開2011

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はじめに
松浦研究室 生研公開2011のウェブページへようこそ。
2011年度も、東京大学生産技術研究所 駒場リサーチキャンパスでは、6月3日(金)と6月4日(土)の2日間にわたり研究所の一般公開を行います。
松浦研究室では、当研究室で取り組んでいるセキュリティに関する研究の展示を行います。

日時
2011年6月3日 (金) 10:00 - 17:00
2011年6月4日(土) 10:00 - 17:00
研究内容
     
暗号
暗号理論
暗号方式の安全性定義間の関係や、多人数環境でも強い安全性を持つようなSigncryptionの構成法などの研究を紹介します。
複数秘密鍵生成局方式における効率的なベクトル空間に基づく暗号方式
鍵生成局の信頼性を確保する方式として複数生成局方式と呼ばれる方式があります。本研究ではBoneh, Hamburgが提案したベクトル空間に基づく暗号に対し,秘密鍵サイズが鍵生成局の数に依存せず,暗号文サイズが一定となる複数鍵生成局方式を実現します。
電子署名
特殊な機能や安全性を持つ電子署名方式は、様々なシステムの実現に重要な役割を果たします。本研究では、署名検証機能の限定や委託、匿名性、署名作成機能の委託などの機能/安全性を持つ方式の開発に幅広く取り組んでいます。
時限式暗号の実装
公開鍵暗号の一種に任意の公開鍵を設定できるIDベース暗号という暗号があります。その応用の一つである時限式暗号(送信者が定めた時刻になるまで復号できない暗号)のデモを行います。
情報セキュリティと経済
情報セキュリティの相互依存性
企業間の相互依存性が、情報セキュリティの問題を引き起こす恐れがあります。私たちは、情報セキュリティに関する日本の統計データを使用して、各産業部門と地域の特性分析を行いました。分析結果は、情報セキュリティに関する政策方針の決定や投資の判断に利用できます。
コンピュータセキュリティ
実行監視によるJIT Spyraying攻撃検知
JITコンパイラで生成された実行コードはDEPとASLRを回避するJIT Spraying攻撃悪用される場合があります。そのような攻撃を実行監視により検知し、プログラムを停止させる手法を紹介します。
ネットワークセキュリティ
インターネット定点観測を用いたサイバー攻撃の分析
インターネット定点観測では、さまざまな特徴を持つ日周期変動が観測されます。サイバー攻撃が行われた際に、観測された日周期変動を、既知の変動パターンと比較・分析します。
研究用共通データセットとネットワークセキュリティ研究
ネットワークセキュリティの研究でよく利用される、データセット(通信データ、ウィルス検体、など)の共通化の問題と、共通データセットを用いた研究発表を行うワークショップ(MWS)内で、昨年行われた競技会(MWS Cup 2010)について紹介します。
匿名システム
Tor 匿名システムに対する指紋攻撃
Torのようなオニオンルーティング匿名システムに対する斬新な指紋攻撃を提案しました。私たちの攻撃はエントリールーターだけを占拠すればよいという点において現実的な脅威となりえます。この攻撃は流入パケットと流出パケットを計算することによりTorの匿名性を低下させます。

IIS Open House 2011, Matsuura Lab.